fc2ブログ

大歳商工会ブログ

山口県山口市の大歳地区商工業振興会の活動内容や年間行事、また地域の情報について載せてゆきます。

平成26年度 鴻南三地区合同研修旅行

本年度の研修旅行では、中国自動車道三次ICからバスで30分の平田観光農園さんに伺いました。研修内容は、平田観光農園3代目 平田真一氏(有限会社平田観光農園 代表取締役社長)による、観光農園と地域連携についての講演です。

研修会の様子




大歳商工会の面々は朝7:00に矢原ローソン前に集合。平川商工会、良城商工会の皆様と合流し、今回の研修地である三次市に向かいました。

バスで移動 朝倉PAあたり
目的地の三次市は中国地方のほぼ真ん中に位置します。北に中国山地を抱え、南に農業地帯を有する面積 778.19km2、総人口 53,736人、人口密度69.1人/km2の主に中山間地域の市となります。隣接する市には南に東広島市、また南西には広島市と大都市圏を擁しています。

バスで移動 安佐PAあたり
雄大な山々に囲まれ、また観光農園の話を伺ったせいで、三次市の主な産業を農業と勘違いしてしまいそうでしたが、広島県の「統計からみた市町のすがた」によれば、三次市の労働人口の半数以上は第三次産業に就業されており、印象以上に農業には頼られていないようです。

平田観光農園さんに到着
さて、平田観光農園3代目 平田真一氏による講演ですが、まず「観光農園とは何か」から始まりました。そもそも観光農園とはいわゆる出荷をメインとしない観光のための農園であるということ。1955年に創業者 平田昌明氏による1haのりんごの植栽から始まった平田農園は、65年に観光リンゴ狩り、84年には観光ぶどう狩りへとその歩を進め、現在では15ha、14樹種150品目の果物を栽培するに至っているそうです。

平田観光農園 レストラン
周年営農体制
バーベキューハウスやレストラン、おみやげ物屋の建設により集客を上げる平田観光農園さんですが、観光農園の楽しみはなんといっても収穫体験。冬場の集客力の落ち込みを避けるために、寒い時期でも収穫可能ないちごを栽培に取り入れることで、四季を通じての収穫が楽しめるよう周年営農体制を構築したとのことでした。

平田観光農園 古民家
農産加工および六次産業化への取り組み
平田観光農園さんでは、出荷に頼らない観光農園であるが故の問題にも取り組まれてきたようです。果物は生き物でありその年の収穫量はコントロールできない。その一方で集客にも当然ばらつきがあるため、余った果物をどうするかが大きな問題であったとのこと。一次産業+二次産業+三次産業を足して六次産業と言われて久しいですが、平田観光農園さんでは2008年からこの問題に取り組まれており、あまった果物をドライフルーツやジャムにすることによってこれを解決されたというお話し。

平田観光農園 パンフレット
地域連携
こうして地場に観光農園という独自の地歩を固めた平田観光農園さんでは、国内外を問わず就農を希望する若者を受け入れ、教育し、独立させるという独自の教育を行っているとのこと。これはまた地場への定住を増やすという意味で地域貢献に繋がっているということでした。更に、こうした活動から得た地場の信用から、地域住民と共同出資した別会社を設立し、地域住民の足や生活用品の確保にも努められているそうです。

平田社長による講演会
情報発信の方法
こうして次々と投資を繰り返し新しいことを行う平田観光農園さんですが、行ったことは自ら発信してゆくというスタイルのようでした。テレビや雑誌等への売り込みは勿論のこと、フェイスブックやインターネットでの口コミ等という新しいメディアにも積極的に参加し、とにかく自ら発信することの重要性を説かれておりました。「やりたいことがあればクラウドファウンディングでもいくらでも集められます」という言葉が非常に印象的でした。

岡部会長もしっかりお土産を買ってました
話に魅せられた岡部会長もしっかりとお土産を購入しておりましたよ(笑) さて、講演の中でどうやってヒット企画を作るのかについて平田氏から語られた言葉が印象的でしたので載せておきたいと思います。

おひさまとかじつ
お オリジナリティがあるか
ひ 必要性があるか
さ ・・・
ま 満足度を得られるか

か 考えて
じ 実行して
つ 作り上げる
なるほど上手いこと言うなあと当日は思ったのですが、はて「さ」はなんだったでしょうか。インパクトだったかブランド力の強化だったか。もしくは商圏の拡大や将来性・発展性、はたまた経済効果や波及効果だったかも。まあ、ここで全てを晒してしまっては平田氏の今後の講演ネタもなくなりますから、忘れたということにしておきます。興味のおありになる方は、平田氏の講演を直接受けられるか、『中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン(本体)(経済産業局ホームページ)』あたりを読まれると良いかと思います。



世羅ワイナリーにて昼食会

研修後は世羅ワイナリーへと移動し、特産品のワインと肉を堪能しつつ、鴻南三地区商工会会員相互の親睦を大いに深めました。家族へのお土産もしっかり買えたので大満足でした。

世羅ワイナリーのお土産物屋さん

今回も新たな知識と知己を得た大変有意義な研修であったように思います。幹事を頂いた平川商工会の皆様、交流を頂いた良城商工会の皆様、ありがとうございました。参加された皆様、大変お疲れ様でございました。

鴻南三地区研修会 集合写真

また来年も楽しくやりましょう。

平成26年度 鴻南三地区合同研修旅行
大歳商工会 11名(岡部、重政、兼重、岡屋、馬越、立石、平川、子供たち 順不同敬称略)
平川商工会 14名
良城商工会  9名
商工会議所  2名
文責:立石英一郎

関連記事

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

該当の記事は見つかりませんでした。